レイクタホの南東岸にあるヘブンリーの対岸、北西岸に位置するスコーバレー。北米では5本の指に入るビッグリゾートで、かつてオリンピック会場となったこともある。スコーバレーの特長である6つのピークそれぞれにトラムが架かり、山頂域へのアクセスは迅速。グルーミングのよさには定評があり、いつでも快適滑走が可能。
 本格的なスケートリンクや冬でも利用できるテニスコート、温水プールなどの施設も整い、豊富なレジャーメニューで退屈知らずだ。


 1960年冬季オリンピックが開催されたスコーバレーでは、聖火台の炎が訪れる人をを出迎えてくれる。ベースのEL.6200からロープウェイかゴンドラに乗れば、メインゲレンデのEL.8200に直行。ここにハイキャンプやゴールドコーストなど初・中級者向きのステージがたっぷり用意されている。さらにリフトに乗ってたどり着くゲレンデトップ、標高2715mのスコー・ピークは上級者御用達。急斜面の宝庫として知られるこのリゾートの中でも特に峻険な絶壁が展開し、エクストリームにはうってつけだ。オリンピック会場となったKT-22へは、ベースからクワッド1本でアプローチOK。またハーフパイプやワイルドさが魅力のパークも楽しめる。
 降雪後はゲレンデ全体がパウダー天国と化すスコーバレー。雪が降った翌朝は朝一番のヴァージンスノーを狙おう。当然、他のスノーボーダーたちも同じことを考えるから、早い者勝ちだ。
木彫りの熊やトーテムポールが並んだギフトショップ大ものは1体30万円くらい(ベースのタホスティーにて)


DATA
●シーズン 11月下旬〜5月上旬
●標高 1860m〜2715m
●最長滑走距離 5.6km
●コース数 150コース以上
●斜面構成 初級25% 中級45% 上級 30%
●リフト&ゴンドラ ロープウェイ1本  ゴンドラ1本 チェアリフト26本 など
●アクセス サンフランシスコから車で約3 時間
●その他 ハーフパイプ・テレインパーク あり
●お問合せ 総合案内 0916-583-6985 24時間雪情報 0916-583-6955

スキー場の入り口には、1960年冬季オリンピック大会を記念したモニュメントが立てられている
標高2700mのゲレンデトップからのすばらしい眺望
ベースのEL、6200よりオリンピックの男子GS&DHコースとなったKT22
ハイキャンプの名物はゲレンデのど真ん中にあるスパと温水プール