白馬乗鞍岳へは、栂池スキー場最上部の栂の森ゲレンデから歩いて天狗原へ。さらに天狗原からは、目の前にそそり立つ白馬乗鞍岳東大斜面を山頂目指して40〜50分の登り。山頂域は新雪を敷きつめたホワイトキャンパス、純白のステージに立って見渡す3000m級の山岳パノラマ世界。白馬連峰から立山連峰、戸隠連峰などが一望だ。
標高2400m白馬乗鞍岳東大斜面は広大な一枚バーンで、スキーヤー&ボーダーたちのパラダイス。森林限界を越えたホワイトステージに木々の影はなく一面雪と岩だけの世界。その広大な純白の大斜面を楽しんだら、栂の森ゲレンデまで一気に全開ラン。ノートラックナチュラルオープンバーンという自由気ままなステージで雪を蹴立てて大滑走。高度が下がるにつれ木々の数も徐々に多くなりツリーランとなる。適度に締まった雪面、めなぐるしく移り変わる景色、ここでなら飽きること無い爽快滑走が楽しめる。栂池自然園あたりまで滑り下りると樹林の密度が徐々に増してくる。成城小屋あたりから樹林の間を縫ってボードを駆ると、そこは栂池スキー場上部栂の森、ツガとブナの混成林が連なる華麗な林間コースだ。
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